髪の成分
髪は皮膚や爪と同じく、「ケラチンタンパク質」と呼ばれる物質で
できています。ケラチンは、18種類のアミノ酸が結合したもので、
シスチン(16.0%)、グルタミン酸(14.8%)、アルギニン(9.6%)、
グリシン(9.5%)、ロイシン(9.1%)、アスパラギン酸(8.0%)、
セリン(7.6%)、スレオニン(7.2%)、バリン(4.7%)等で構成されています。
このケラチンタンパク質が、髪の主成分の99%を占めていますが、
ケラチン以外の成分では、メラニン色素があり、その他には、
ほんのわずかですが鉄や銅などの金属も含まれています。
ちなみに、髪は皮膚よりも、シスチンの含有量が多くなっています。
ただし、シスチンは目の角膜の主成分でもあり、長時間に渡り目を
使う人や目の疲労が激しいときなどは、シスチンは角膜の修復に
多く使われてしまいますので、髪にまで栄養分が行き届きにくく
なります。
髪に栄養が行き渡っていないかな?と思ったら、パソコン等の
使用を少し控えてみるのもいいでしょう。
スポンサードリンク
シスチンには、仲間同士が結合し合う性質があり、毛の硬さや
弾力性に関係しています。パーマは、髪の硬さや弾力性を失わせ、
髪を自由に曲げられる状態にしてウェーブをつけたり、くせ毛を
直毛にしたりしています。ですので、パーマ液には、こうした
シスチンの働きを弱めるための薬液が含まれているのです。
また、タンパク質を構成しているアミノ酸のうち、9種類の
「必須アミノ酸」はわたしたちの体内では作り出すことはできません。
特に「メチオニン」は、食事でしか補うことが出来ません。
髪を作り出す工場でもある「毛母細胞」は、この18種類の
アミノ酸が原料となり作られています。大豆製品や根菜類などを
多く摂取し、適度な運動なども心がけ、毛母細胞が元気に髪を
作り出せるようサポートしてあげましょう。
関連記事