髪の役割

わたしたちの体は、交感神経と副交感神経によりバランスを
調整しています。頭皮の血管は、副交感神経が活発に働いていると
拡張し、交感神経が活発だと収縮します。リラックスしているときと
同じく、人間は寝ているときに、副交感神経が活発になります。

ですので、昼よりも夜のほうが、頭皮の血管も拡張していますし、
髪が伸びるスピードも速くなるのです。

ちなみに、毛の伸びるスピードは部位によっても違いますが、
髪の場合は、1日に約0.35mm、ヒゲは約0.38mm、わき毛は
約0.30mm、眉毛は0.18mm、陰毛は0.20mm伸びます。

髪の根元部分の毛根の近くにある「毛母細胞」は、
24時間フル稼働して髪を作り出しています。この毛母細胞の
働きを制御するのが「毛乳頭」です。毛細血管からの栄養を
毛母細胞に与え、生産の指示を出しながら、毛母細胞の
分裂をコントロールしています。

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また、刀の鞘のような形をしている「毛包」には、頭皮に
隠れている髪の部分を保護する役目と同時に、髪が
成長するために必要な細胞レベルの情報を伝達する
という重要な役目を果たしています。

髪が頭皮の外に出るための「毛孔」と呼ばれる穴は、
髪だけでなく皮脂腺から分泌された脂質の通り道でも
あります。皮脂線は、真皮層の上のほうにあり、髪や頭皮に
潤いを与える皮脂を分泌。皮脂の分泌が多ければ
「オイリースキン」、少なければ「ドライスキン」となります。
食べ物によっても、皮脂の分泌量は違ってきます。

余談になりますが、科学が進歩し、最近では髪1本で性別から
血液型、遺伝に関わるDNAや食生活、病気、その人の性格まで
特定できるようになっているのですから、本当に驚きです。

近い将来、その人の髪質や生活習慣に合わせた、
オーダーメイドのシャンプー剤などが発売される日が
来るかも知れませんね。

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