髪の一生(ヘアサイクル)

髪が生え変わる周期のことを「ヘアサイクル」と呼び、
「成長期」「後退期(退行期)」「休止期」の3段階があります。
成長期には、1日0.3~04.mm、1カ月で約1cmずつ髪が
伸びます。この期間は、個人差はあるものの2~6年ぐらい続き、
やがて後退期に入ります。

後退期は髪の成長も止まり、約2~3週間かけて細胞分裂が
ストップします。やがて休止期に入ると、シャンプーやブラッシングを
しただけで、髪は自然と抜けていきます。これが「自然脱毛」と
呼ばれ、1日約50~100本の髪が抜け落ちるのです。

休止期は、約3~4か月続きますが、この期間は新しい髪が
作られる大切な準備期間でもあります。寿命を終えて
抜け落ちようとしている髪の下には、すでに産毛状態の
新しい髪が成長を始めているのです。

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このようなサイクルで髪は常に生え変わっていますので、
本来なら抜けた本数だけ新しい髪が生えるのが正常な
サイクルだと言えます。

ところが現代社会では、生活習慣のみならず食生活や、
オゾン層の破壊により有害紫外線が降り注ぐようになったり、
車の排気ガスや家中に溢れる電磁波など、ヘアサイクルが
乱れる原因に囲まれているような状態です。これらにより、
自然脱毛以外の不自然な脱毛が目立ってきています。

中でも女性の社会進出に伴い、異常脱毛に悩む女性が
急増しています。日本医学育毛協会の調査によれば、
1990~1994年に高知赤十字病院皮膚科脱毛症外来を
受診した男女比は、男性が460人、女性が160人で
約3:1の割合になっています。

ヘアサイクルを正常に保つには、さまざまな要因はあるものの、
そのひとつに食生活が大きく影響しています。

暴飲暴食や偏食はもちろんのこと、腸の長い日本人にとって
肉食中心の食事は、体内で消化しきれなかった肉類が、
毒素としてヘアサイクルにも大きな影響を与えているのです。

ですので、昔ながらの穀類中心の食生活を見直してみることを
お勧めします。ちなみに、アメリカ人の腸の長さは約4mですが、
日本人は何と7mにもなるのです。

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